ユダヤ民族の歴史は聖書の創世記にはじまるので、たいへん古いものです。
紀元前10世紀は現在のイスラエルの地に古代王国が栄えましたが、紀元前930年に南北に分裂。その後バビロニアとアッシリアに滅ぼされてしまのです。
紀元前63年には、ギリシャ・ローマの勢力下におかれ、その圧政に対し反乱を起こすが、鎮圧され、古代ユダヤの歴史は幕を閉じます。以降ユダヤ民族はディアスポラ(ヨーロッパ他各地に離散)し、日本(四国徳島)にもユダヤの士族が、長い距離を旅してきたという説もあります。そして、日本の神社、仏教、山伏等の信仰、お相撲、カタカナなどにもその影響があるという説もあるが、その詳細は今後も研究してゆきたい。
ユダヤ教は人類史初めての一神教(ヤハウェィ=エホバ)を生み出しました。
西暦20年にはイエス・キリストが伝道活動を行った。イエス以前からの聖書、旧約聖書の物語は、簡略化出来ないほど長く深く様々な教えがあるが、イスラエル旅行を充実させるために旧約聖書の世界を文献で感じてみることにした。
エデンの園アダムとイブからはじまり、その子、カインとアベル。箱舟のノア、その子セム、ヤフェトらはヘブライ人の祖となり、ここからアブラハムが生まれる。(因みにアブラハムは175歳、ノアは950歳まで生きた。なんと長寿!)
その甥のロトは荒廃したソドムとゴモラの街(死海)から脱出。出エジプトの十戒のモーゼ、後継者のヨシュア達は契約の箱をかついでカナン(イスラエルの地)を目指すが、目前に困難なヨルダン川越えが。しかし神?のおかげで、水はせき止められ渡ることができた、次はさえぎるエリコの強固な壁も角笛の響きで崩れ。ついにカナンの地をイスラエル人は手にすることができた。
その後はダビデ、息子のソロモンによりイスラエルは繁栄。しかしここをピークに、その後は分裂や没落してゆく。しかし西暦0年メシア(救世主)の出現か?キリストが誕生。しかしキリストはゴルゴダの丘ではりつけにされるが、その教えを12使徒そしてパウロらの伝導により、キリスト教は世界三大宗教へ。今日信者は世界中に、文学、芸術、今日の社会の様々なものに宗教という枠組みを超えて影響を与えている。
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