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イギリス旅行記〜ロンドンライブ記念

 2011年今年の幕開けは、チュニジアから沸き起こった「ジャスミン革命」。この民主化運動の嵐はエジプトやリビアなどの中東の国々を次々と飲み込んでいっています。

 欧州連合はギリシャなどの経済危機、日本では大地震に原発問題と、世界的に明るい話題が少ない中、ケイトさんとウイリアム王子ロイヤルウエディングというおめでたいニュースが!
 
 そんな今年の初夏はロイヤルウエディングに沸いているイギリスを旅することにしました。

そして以前からやりたかった「ロンドンのパブでの演奏会」も決まりました。楽しみです。

 10年ほど前ロンドンに訪れた時はロンドン中心地の大英博物館、ロンドン塔、バッキンガム宮殿などを見学しました。
 今回は、ロンドン郊外の歴史的名所を訪ねたいなと考えていました。
 
 成田から12時間のフライトでイギリス:ヒースロー空港に到着!車でロンドンに移動〜〜到着!イギリスといえば「パブ」まずは腹ごしらえ。

 パブで大好きなギネスビールとイギリス料理を楽しみながら(滞在中はどの名所を訪ねようかな)と考えていたらワクワクしてしまいました。

 地下鉄やバスの便がとても良い、「ハマースミス」駅そばのホテルに滞在を決めました。駅の近くには雰囲気の良いパブ等もあり、いい街です。
@イギリス料理は店によっては、なかなか美味しいですよ〜。

ストーンヘンジ

 紀元前2000年前頃に造られた環状列石で、何の目的で造られたかはよく分かっていないようです。古代の天文台、ケルトの礼拝、祭祀場とも言われています。

 パワースポットと言われているストーンヘンジへ、ロンドンからバスで1日かけて200kmの道のりたどり着いたが、6月というのにストーンヘンジの丘はとても寒く(13℃)風も強く、パワースポットの割りには、冷えてパワーが下がってしまいました(笑)でも1度は訪れてみたかったのでとても嬉しかったです。

@イギリスの天気は、ご存じの通り曇りが多く突然の雨も降る。しかし僕は晴れ男そのせいか旅の毎日は晴だった^^


 さて、2日目の今日はロンドンの街を巡ります。赤い2階建てバスに乗ればどこにでも行くことができます。車窓から見下ろすとロンドンは古い立派な建物がいっぱい。公園、ガーデニング、街路樹と緑もいっぱい気持ちがいい!それにイギリスは湿度が少なく過ごしやすい気候です。
 
 そしてイギリスといえば紅茶。アフタヌーンティをホテルで楽しみました。サンドウィッチ/下スコーン/中ケーキの3段セット&紅茶は、見た目も味も最高。
                                                        @幸せな午後のひと時、セレブになった気分↓

 さて今日は早起しました。オックスフォードとストラトフォードのバスの旅に出かけます。

この旅にはテレビ局の舘石さんもご同行。→
(小島太郎密着取材のため^^)

 ロンドンパブでの演奏会や、この旅の風景は後日、日本のテレビで流れるようです。


 @2011年7月14日18:00のテレビ静岡ニュースの特集:ジャズピアニストロンドンに行く で放映されました。


オックスフォード

 オックスフォードはイギリス最古の学園都市。古くから、哲学者トマス・ホッブスやアダム・スミス 天文学のハレーやハッブル 文学ではガリバーのJスウィフトやアリスのLキャロル 英国の首相国王、日本の皇族も数多く卒業していて、数多くのノーベル賞受賞者を輩出している。

そう オックスフォード大学は知の聖地です。

@映画ハリーポッタの学食のシーンのお部屋が素敵でした←クライストチャーチです。

 さて次の目的地ストラトフォードへバスで移動→


ストラトフォード・アポン・エイヴォン

 ストラトフォードはロンドンからかなり離れた田舎のエイヴォン川沿いにあるとても美しい村。アン・ハサウェイの家があります。

シェイクスピアの生家もあります。生家の裏のガーデンでは役者さんがシェイクスピア劇のハイライトを上演してくれています。

@イギリスの生んだ2人の偉人

☆フランシス・ベーコン(1561〜1626)

  エリザベス1世の国璽尚書だったニコラス・ベーコンの子フランシス・ベーコンは12歳でケンブリッジに学び、23歳で国会議員となり、のちに父と同じく国璽尚書そして大法官となる。トマス・ホッブスもベーコンの秘書を務めていた。近代合理主義の道を開いた(イギリス経験論)哲学者。
シェイクスピア別人説というのがありまして(1561〜1626)シェイクスピアはベーコンのペンネームだという説を唱える者もいる。

☆ウィリアム・シェイクスピア(1564〜1616)

シェイクスピアは最も優れた英文学作家である。エリザベス朝を代表する劇作家であり作品はどれも卓越した人間観察眼と心理描写が描かれている。

 出生地はイングランド地方ストラトフォード・アポン・エイヴォン。父は皮商人で、町長に選ばれたこともあり裕福な家庭環境で育った家はカトリックだった。
後、父が羊毛の闇市場に関わった咎で起訴され、市長職を失い家庭が没落したためシェイクスピアは学校を中退し高等教育を受けていないと伝えられている。
18歳のシェイクスピアは26歳の女性アン・ハサウェイ と結婚。出来ちゃった婚である。

  1585年前後にロンドンに進出し、1592年には新進の劇作家&俳優として活躍した。引退するまでの約20年間に、四大悲劇「ハムレット」、「マクベス」、「オセロ」「リア王」をはじめ、「ロミオとジュリエット」、「ヴェニスの商人」、「夏の夜の夢」、「ジュリアス・シーザー」など数多くの傑作を残した。

シェイクスピア自身に関する資料は少なく、自筆原稿なども残っていない。
また、法律や古典などの知識がなければ書けない作品ばかりだし、学歴からみて不自然であることから、別人説が出てきたのでしょう。



ロンドン公演

今回の旅の目的の1つであるロンドンのパブでのミニコンサートが実現しました。
「小島太郎&かやはら里佳子」のピアノ&フルートDUOです。

 里佳子さんのママ:かやはら初子さんの呼びかけなどのおかげで、ロンドン在住の日本人(静岡県人会)の方達などが集まってくださり、暖かい雰囲気の中コンサートはスタート。

 イギリスにちなんだナンバー〜♪さくらをジャズ風にアレンジした作品〜オリジナル作品まで、たくさん演奏しました。演奏後お客さん何人かが「オリジナルの♪エスぺランザがジーンとした。」と言ってくださったので凄くうれしかった!自分自身も大好きな曲なので。

 パブでの初コンサート成功しました。ほんとにやってよかった。

          @この演奏会のために動いてくださった方々、ほんとにありがとうございました


テンプル教会

 十字軍活動の時期にいくつかの騎士修道会が誕生したが、テンプル騎士団はその中でももっとも有名なものである。
創設は1096年の第1回十字軍の終了後であり、エルサレムへの巡礼に向かう人々を保護するために設立された。軍事組織としての表の顔に加え財務省並の金融機関を持っていた。しかし聖地がイスラム教徒の手に奪い返されてしまい、1300年代初頭にフランス王フィリップ4世の陰謀によってテンプル騎士団は壊滅させられた。

 テンプル騎士団にまつわる伝説は多く彼らはエルサレム神殿の跡地から聖杯を発見!や、のちフリーメーソンになったなど。

 映画「ダ・ヴィンチ・コード」などの作品において、テンプル騎士団の神秘的なイメージは利用されつづけている。

  @テンプルの街の立派な裁判所↓    教会が↓ そして、どこにもドラゴンがいます。

            テムズ川沿いの名所を巡るため出かけました。お目当てのウエストミンスター寺院へ到着!何か変だな?と。
      @まちがえていましたウエストミンスターでなくて修道院でした。。。でもパイプオルガンが流れる。いい修道院でした。。。トホホ。

キューガーデン

 年間100万人が訪れる世界遺産。 テムズ河畔に広がる120万uの王立植物園

 19世紀ヴィクトリア時代の巨大な温室や森のようなガーデン、世界から集めまくった貴重な植物の数々すごい!ただ、ロンドンはやはり街並の中の美しい街路樹やガーデニング、そして郊外の広大な牧場は風景画のよう。町並みそのものがやはり素晴しく、キューガーデンよりも美しいかな と思った。

  @キューガーデンは緑色のうんこがたくさん落ちていて、踏まないように歩くのがたいへんでした。なんのうんこかな?結構大きいうんこ。



ウインザー城
 ロンドンから電車で1時間の郊外にウインザー城はある。

 ウインザー城は1080年頃征服王ウィリアム(ノルマン公)が要塞として建設した。現在はエリザベス女王が週末を過ごす場所です。

 広い敷地の中の庭園や後期ゴシック石造りは圧巻!
 城は現在は素晴らしい文化遺産だが、武力、経済力、金融等を世界の中で常にリードしてきたイギリスという国のパワーの象徴。
    
       @軍楽隊のマーチも聴けます↓


 さて はやいものであっという間にロンドン滞在の最終日となってしまいました。

今回の旅行はとても充実していたし、演奏会に挑戦できたし素晴らしい体験ばかり。


ああ 明日は日本に帰らねばなりません。ロンドンいい街です、また来たいです

 今は6月。日本は梅雨時。日本に戻ると、ものすごい暑さと湿度だろうな。でもイギリスでの経験や美しい街から充電させてもらったエナジーで、今年のあつい夏も笑顔でがんばっていけそうです。

 ロンドン旅行記を読んでいただき、ありがとうございます。

                                           小島太郎


  
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