P-51D マスタングといえば銀塗装が標準ですが、あえて木目を書いたソリッドモデル風に塗装して
みました。 木目を書くのがポイントになりますが、慣れてしまえば簡単です。
木目の書き方をマスターすれば、木製のプロペラ、1次大戦機の胴体の塗装に応用できます。
モデルを作るときは、以下の部品により構成されますので、木目、木の色も変化させます。
プロペラ、スピンナー、胴体左右、主翼(1枚で作る時と、左右に分ける時があります)、水平尾翼、
翼下タンク、脚扉。 アルミ合金製として脚柱、タイヤ、機銃、排気管です。
(アンテナがどこかにいってしまい、記事の終了後に付いていないのが判明。 ごめんなさい、ぺコ。)
上記の部品ごとに塗装していきます。 パテ修正が終わりましたら、全体にサフェーサーを1〜2回
スプレーしておきます。
木の色を出す為に、No19サンディーブラウン、21ミドルストーン、22ダークアースのような
茶色系の色をスプレーします。 使用する木の材質により、色が変わりますから注意してください。
私は朴の木を想定しているので、薄い茶色に少し緑がかった色にしてあります。 右の写真が
近い色です。
胴体左右の色が、微妙に違っているのですがわかりますか?
木目塗装を応用して、モスキートを作ってみました。
いわずとしれた、木製のイギリス機です。 あまりにも有名な為、少し作りづらいところもありました。
木製の部分と、金属製の部分がわからないところがありましたが、もし間違っていたらごめんなさい(笑)。
金属製のところは、部分的にアルミ箔を貼ってあります。 次回はアルミ箔の貼り方を記事にします。
(いつになる事やらわかりませんが、期待しないで待っていてください)
木の色の塗装が終了したら、いよいよ木目を書いていきます。
最初はプラバンで練習してください。 木目の色は、三菱製の色鉛筆を使用します。
色の種類は、茶色、こげ茶色、赤、オレンジ、黄色、白、銀色です。
書き方ですが、3〜4ミリ進んで1〜2ミリ戻る。 を繰り返して書いていきます。(鉛筆を左右に
細かく振りながら左から右方向に書いていきます。 もちろん直線ではなく、少しくねくねと書きます)
茶色1色ですと見栄えがしないので、赤、オレンジ、白等で陰影をつけるような感じで重ね塗りをします。
脚柱、タイヤはアルミダイキャスト製としましたので、クレスト(グンゼ)33艶消し黒を塗り、その上から
タミヤ、エナメルXF16フラットアルミをドライブラシします。 排気管、機関銃はアルミパイプを使用
しています。
飾り台の下面は、黒のカシューに貝の粒を撒い
てあります。
脚庫の中の白い物は、プラバンで作ったものとし
たリブです。
このジオラマの設定が、塗装前のモスキートという事にしました。(その前に蛇の目が塗装してある
のはおかしいよね(笑)。 コンプレッサーは、プラ棒とプラバンで作ってあります。
電源コードとエアーチューブはジャンクボックスから拾ってきました。 塗装缶はプラ棒です。 板の
間は、帆船用の板を流用しています。
参考資料 in action 1127 モスキート1
1139 モスキート2
大日本絵画 モスキート
いかがでしたか? 木目の飛行機も味があって面白いですよ。 貴方もいかがですか。
説明不足の点は、メールにて質問してください。 お待ちしています。