明日へ向かって半歩づつ、あなたの夢へと続く道
これは、私が初めて作った短歌です。
そして、この短歌が生まれたお陰で、ほんの少しではありますが、介護の苦しみを忘れる事が出来るようになりました。
以来、昼休みに川原を歩いている時に、突然!色々な言葉が頭に浮かんで来るようになりました。
一時はそれらをまとめてみた事もありましたが、本好きな知人がいたので、これを栞に作ってやったら歓ぶだろうと思って始めたのが、栞を作り始めた切っ掛けです。
今でも作り続けていますが、何時しか1万枚を超える数の栞が、色々な人に貰われて行きました。
そして、その栞たちが私に数々の歓びを与えてくれました。
私がホームページを作る気になったのも、それらの栞があったからです。そして、この言葉が生まれて来たからこそ、今日まで栞を作り続ける気になったのです。
今がある!今日がある!明日へ続く道がある!
父の介護に疲れ、もうどうでも良い!と思い始めた時に、ふと頭に浮かんだのがこの言葉です。
その時、頭に浮かんだのが、果して、自分は本当に納得のゆくまで介護をしたのか?という疑問でした。
母の時はまったくの手探り状態でしたので、満足な事はしてやれませんでした。おまけに、父の入院が重なってしまった関係で満足に見てやる事が出来なかったので、、未だに悔いが残っています。
そんな思いはもう二度としたくない!という気持ちがこころの何処かにあったのだと思います。
父の介護は母の時と違い、はるかに大変でした。その為、何時しかなげやりな気持ちになっていたのです。
この言葉のお陰で、そんな自分に気がつき、未だ諦めたり匙を投げ出してはいけないんだ!最後まで面倒をみなくてはいけないんだ!という気持ちになりました。
自分の頭に浮かんだ言葉によって、自分自身が励まされる結果になりましたが、それでも、最後まで介護を続けられたのは、この言葉のお陰だと思っています。
その頃は、週に一度はマッサージや整体に通わなくてはならいほど、腰を痛めていましたので、余計に気持ちが負けてしまっていたのだと思います。それでも、必死で耐え抜き、最後まで介護が出来ましたので、今は何の悔いもありません。
父が人生最後の入院をした時、偶然!同じ病棟に私の知人が入院しているのを知りました。それで、この言葉を書いた栞を渡した処、とても歓んでくれました。
入院患者さんにとって、この言葉は何よりの励ましになったのだと思います。
本当は自分自身に言い聞かせる為に作ったのですが、何時しか励ましの言葉になってしまいました。 |
|
|
|
|
|
|