ひ と り 言 

 翌檜は檜に良く似た木だと聞いた事があります。このページの名前は、その翌檜の木のように明日を信じて生きて行きたい!明日は今日よりも少しでもましな人間になりたい!という気持ちから翌檜の部屋とつけました。

 私は定年を間近に控えた平凡な人間です。別にこれといった取り柄はありません。そんな私がホームページを作ろうと思った切っ掛けは、七十歳になって呆け防止の為にとパソコン教室へ通い、ホームページを作った方との出会いでした。

 それ以上に、私をホームページに駆り立てたのは、リュウマチで苦しんでいたお爺ちゃんが、私の作った短歌の栞を読んで元気になったという話を聞いたからです。

 少しでも多くの方に元気になって欲しい!
その為に自分は一体どうしたら良いのか?と色々考えた結果、このホームページに至ったのです。

 私のホームページには写真が一枚もありません。それは、中途半端に写真を入れてしまうと、私が本当に伝えたい事が伝わらなくなってしまうからです。

 世の中には本当に色々ホームページがありますが、私のようなホームページがあっても良いのではないか?と考えた結果、文字だけで、他には何もないホームページになりました。

 様々な出会いによって私の人生は大きく変わって行きました。鬱に苦しみ、もう死んでしまいたい!と思った事も一度や二度ではありません。そんな時、いつでも電話の向こうで黙って話を聞いてくれた方が居ました。

 その方のお陰で、今でもこうして生きて居られます。その方が居なかったら、私はどうなっていたか解りません。

 阪神の大震災の被災地で会った年配のボランティアさん。そして、仕事だけが人生の総てではないと教えてくれた沖縄出身の人。その人達との出会いがその後の私の人生を大きく変えてゆきました。

 私の下手な文章を送った処、感激して自分の所属する会で講演をさせてくれた方。その方のお陰で、このホームページの土台が出来ました。

そして何よりも忘れてはならないのが、私に、人としての道を教えてくれた人生の師との出会いです。私に人としての道を教えてくれた人生の師との出会いにによって、私は大きく生まれ変わる事が出来たのです。

 私の短歌の底辺に流れている、温もりや思いやりのこころは、総て人生の師から学んだものです。

 最初は短歌だけにする心積でしたが、それではホームページとして成り立たないので、詩と過去の体験をまとめ、ひとつにしました。

 面白みはないと思いますが、もし宜しかったら覗いてみてください。少しはお役に立てる事があるかも知れません。