☆何はともあれ一週間
最初は5分か10分くらいから始めて、決して無理をしないで、ご自分の体力に合った速さで歩いてください。
一度に無理をして長い時間歩いても、直ぐにやめてしまったら何にもなりません。疲れたら休んで元気になったらまた歩けばいいのです。
☆楽しく歩こう二週間
散歩も二週間目に入れば、身体の方も少しは慣れて来て、歩く事が苦にならなくなります。今日からはほんの少し、距離を伸ばすか、同じ距離でも少しだけ早く歩くようにしてみると面白いかも知れません。
また、それまでと違った道を歩いてみるのも楽しいかも知れません。何れにしても、それまでとは少し変化をつけてみると、散歩がもっと楽しくなりますよ。
☆明日が見える三週間
色々な意味で歩く事が楽しくなって来る頃です。私もそれまでは、何でこんな事をしなければならないんだろう。と考える事もありましたが、気持ちとは裏腹に身体が歩く事を要求して来ました。
本人は歩きたくなくても、脳は既に歩く快感を覚えていますので、知らず知らずに身体がむずむずして来るのです。そんな時は今までとは少しコースを変えて、新しい道を歩いて見ると面白いかも知れません。
ここまで来ると、何の目的も持たないで歩いていても、今までとは周りの景色も違って見えて来ますし、時として素晴らしいアイデアが閃いたりするのもこんな時です。
イギリス人は歩きながら考える
ドイツ人は考えてから歩き出す
スペイン人は走ってから考える
これは、大脳生理学の大島清先生の本の中にあった言葉ですが、私自身この文章の多くは散歩をしながら、頭に浮かんだ事を公園のベンチに腰掛けたり、河原に腰を下ろしたりしてメモした物を、自宅に戻ってからワープロに打ち込んでまとめました。
机にばかり向かっていても良いアイデアは浮かんで来ません。心が疲れたら歩いてみてください。気の向くままに歩いていれば、悩みもいつの間にか消えて行きます。
また、歩く時は帽子を忘れないでください。春と秋は日差しは柔らかいのですが紫外線が強いので、油断が出来ません。
夏は熱中症の予防に、冬は冷えの防止に効果があります。時には帽子や靴を変えてお洒落をしてみるのも楽しいかも知れません。
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