管理のいろは

管理について

HINODE.GIF

排水性

他の植物でも同じですが、イワヒバは大体が鉢植えにしますので、

保水と排水性を考えたバランスの良い清潔な培養土で植え込みます。

植え土・・・

私の場合は皐月などもやりますので植土は鹿沼土の大・中・小粒を中心に数種類の土を混合して 使用します。

土=鹿沼土・桐生砂・赤玉土・ヒュ−ガ土・etc

植え替え・

他の植物同様に2〜3年に一度は一回り大きな鉢に、あまり根土を落とさないようにして植え替えをします。

植え替えの適期は5/6/7月頃がいいようですが9月頃までなら大丈夫です。

ただし、地域差がありますので、その点を考慮しなければなりません。

夏及び冬眠時期は除く

★病害虫・・・

イワヒバには病気は殆どありませんが、植え替えの時に注意しますと、土に白っぽい感じのものがある場合がございます。

これはコナダニですが、元気だったものが突然枯れ始めては」一大事ですので、これにはダコニ−ルを使用します。

なお、葉については殆ど病気はないと思っていますが、スミチオン・マラソンなど他の植物に散布する際に実施しています。

薬害がありますので、薄目にした方が安全です)病気の防止には(殺菌剤)ベンレ−トなどを散布します。

例・・(葉元から黒い膜状になったものはカビの一種と考えられています。

★施肥・・

イワヒバは肥料をあまり必要としません。肥料を与えなくても十分に育ちますが、やはり大きく立派に 成長させたい気持ちから与えますが

植え替え時に緩効性の化成肥料をゴロ土の上に置き 追肥としては、水肥をごく薄くして与えます。

(私は緩効性化成肥料などのマグアンプK・水肥にはハイポネックスなどを使用しています。

★ふやし方・


これには


三つの方法が


あります

@さし芽  A株分け  B胞子発芽の三通りの方法で増やすことが出来ると言われています。



@の さし芽の適期は5〜6月頃・・・2〜3年目の葉を裏返して挿し木をします

☆裏返しするのには理由があり、さし芽が乾燥しても巻き返りを防ぐ利点があるからです。

       さし芽には胞子が付いていないものを用います。   


この方法ですと一度に多くの苗木を作ることが出来ます。

        


Aの株分けは主に竜葉系のものに用います。竜葉系のイワヒバは葉では発 芽しに くいのでこの方法を用いるようです。

(もちろん他の種類も株分けすることが出 来ます)   

                        

Bの胞子発芽ですがイワヒバの葉は5年目頃になると先端に胞子を付けます。  

秋にはその胞子が成熟し飛び散りますので、その胞子を蒔きます。  


2.GIF