ロマン・ポランスキー監督作品
書物ブローカーのディーン・コルソ(ジョニー)は、悪魔研究者のバルカン(フランク・ランジェラ)から、伝説の悪魔祈祷書の複製を捜すよう頼まれる。NYからトレド、ポルトガル、パリへと旅を続けるが、陰惨な殺人事件に遭遇する。身の危険を感じるコルソだったが、次第にその本の内容にとりつかれていく。
私が初めて見たジョニーの映画です。眼鏡に白髪で、かなりシブイ。でも、眼鏡の奧の美しい瞳を見逃しませんでした。「この人って絶対ハンサムだ」と確信。さて、物語はというと、悪魔を呼び寄せる魔界の扉を開くという本を探し出すというお話です。ジョニーは、鋭い鑑定眼を持つ本の探偵コルソ。自らも本のコレクターでもあるのでピッタリだよね。悪魔研究者とか言ういかにもアブナそうなオヤジに頼まれ、幾度となく危険な目に・・・全編妖しげな雰囲気のオカルト・ホラー、その中でコルソのちょっとトボけたキャラがホッとさせます。幾つもの扉が開いていくオープニングが意味深です。
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