ジョン・バダム監督作品
 妻をなくした税理士のジーン・ワトソン(ジョニー)は、心機一転をはかろうと娘を連れてLAにやってくる。ユニオン駅に到着早々、警察バッジをつけたスミス(クリストファー・ウォーケン)に連行され、娘とはぐれたままバンに連れ込まれる。ジーンはスミスに娘の命と引き替えに女性州知事(マーシャ・メイソン)を殺せと命じられ、唖然とする。演説会場に送り込まれたジーンは、知事本人や警察に計画を知らせようとするが、スミスは一時も監視の目を緩めない。タイムリミットは90分。

 ジョニー、初めてのパパ役です。髪型もスッキリ、スーツ姿でごくフツーのお父さんって感じで、だから強くない。何度も危険な目にあったり、追いつめられたりして、「大丈夫かな、がんばって〜」とハラハラドキドキ。それにしても恐いですね〜クリストファー・ウォーケン、『スリーピー・ホロウ』の首なし騎士もめっちゃ恐かったけど、スミスは別の意味で恐いです。後にヌーっと立ってるだけでも、いつキレるかわかんない感じ。ジョニーも今では娘を持つパパだけど、パパになったジョニーならどんな風に演じるんだろう・・・なんて考えてみたくなります。