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ヒューズ・ブラザーズ監督作品 1888年の秋、10週間に娼婦ばかりを狙った5つの儀式的な殺人が起こる。アバーライン警部(ジョニー)はこの目撃者なしの殺人事件を幻覚で透視する。次々と娼婦たちがナイフの餌食になっていく中、彼は死体の位置に意味があることに気付く。美しい娼婦メアリー(ヘザー・グラハム)と王室の主治医ウイリアム・ガル卿(イアン・ホルム)の協力で、ヴィクトリア女王をも巻き込んだ陰謀と謎の秘密結社が浮かび上がる。 「このジョニー・デップが一番美しい」というチラシどおり、ジョニーのアップはため息物でした。でも映画はすご〜く恐いです。なんせ、切り裂きジャックの話ですから。ジョニーが出てなきゃ絶対に見られません。不気味に現れる黒マントの殺人鬼がいきなり娼婦を暗闇に引きずり込み・・・シャキンシャキン(この場面は音だけなのでご安心)、事実に忠実に再現されている死体など、目をつぶったり開けたりの連続です。でも、内容的には興味深く、謎解き感覚で見られます。ほのかな愛が芽生えるアバーライン警部と娼婦メアリーのラブシーンには、ググッ。 今回は全編お笑いなしのしぶ〜いジョニー、アブサンを飲む場面は、かなりリアルで妖しかったです。 |