ラッセ・ハルストレム監督作品
伝統が深く根づく村に、謎めいた母ヴィアンヌ(ジュリエット・ビノシュ)と娘がやってきて、チョコレートの店を開く。それぞれの客の好みにピタリとあわせて勧められるチョコレートは人々をすっかり虜にする。しかし、村の指導者レノ伯爵は、ヴィアンヌたちを村から追放しようと画策。そんな時、ジプシーの青年ルー(ジョニー)の船が村に停泊した。彼は、ヴィアンヌに好意を抱き、協力していく。閉ざされた村は、ヴィアンヌたちによって、少しずつ変わりはじめる。
すべての人を幸せにしてしまう食べ物にチョコレートはまさにピッタリ。全編にいろいろなチョコレートがでてきて、それがすご〜くおいしそうです。ヴィアンヌが、それぞの好みにあわせたチョコレートを勧めて、村の人たちの心をとかし、幸せに導いていくのが微笑ましくて、嬉しくなる。ジョニーはジプシー役で登場します。お得意のギターを弾く場面がス テ キ!言葉少なだけど、母娘を見守る暖かい人なのだ。それから、娘との確執に悩む老いた母親役のジュディ・デンチは、さすがの存在感で、ジョニーと踊る場面もあります。でも、ヴィアンヌとルーのカップルは許せない気がするのはなぜだろう・・・ん〜なぜでしょうか。
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