トーマス・アルフレッドソン監督

カーレ・ヘーデブラント
リーナ・レアンデション

  ストックホルム郊外の集合住宅に住む12歳のオスカー(カーレ・ヘーデブラント)は、同級生に虐められていた。オスカーの家の隣にエリ(リーナ・レアンデション)という少女が引っ越してきた。
 エリはいつも夜、姿を現し学校に通っている様子もなく、謎に包まれていた。その頃から町に殺人事件が続発、オスカーはエリの重大な秘密を知ることになる。

 ずいぶん前から注目してた作品、やっと観れた〜^^先に鑑賞されたお友達の評価もよくて、期待大♪
 よかった!クラッシックな雰囲気で美しい映像も好み、恐くて切ないラブストーリーでした。
 エリと一緒にいるおじさん、お父さんにしては歳いってるし、おじいちゃんにしては若すぎる?
最初二人の関係は謎でしたが最後にわかった時には衝撃と切なさが同時に襲ってきました(^_^;) ターゲットに狙いを定める、あれ恐いですね〜その後に起こることわかってるから(汗)あの器具(汗)。エリに何やってんだ、みたいに怒られながらも(笑)頑張ってたのに・・・@@
 オスカーとエリが出会う夜のジャングルジム、冷たい空気の中に現れたエリがミステリアス。オスカーに「君、臭うよ」って言われた時のエリの悲しそう顔が印象的、エリの傷ついた乙女心が伝わってきて切なかったです。しかし今まで色々なヴァンパイア映画観たけど臭いのことなんて感じたことなかったですね〜やっぱ生臭いんでしょうかね(汗)
 オスカーとエリはお互いに惹かれあい、仲良くなっていきます。ルービックキューブ、エリちゃん上手でしたね(笑)壁越しのモールス信号、こういうのって二人の世界って感じで楽しいんですよね、最後にもモールス信号がでてきたのはうまい演出だと思いました。 ヴァンパイアってちゃんと招待されないと部屋に入れないって知らなかった。エリ、大変なことになってましたね@@
 エリの部屋は殺伐としていましたね、カレン家とはえらい違い(笑)寝床、な〜るほどって思いましたフタもあるしね。細かいところがリアルなのと画面から伝わる雪の冷たさがより恐さを増していました。
 エリ役のリーナ・レアンデション、黒髪で大人っぽくて大きな瞳が印象的でした。抑えた演技が素晴らしかったです。オスカー役のカーレ・ヘーデブラントも可愛かったです。オスカーのパパさんがイケメン!訪ねてきた友達との関係気になります(^_^;)オスカーはパパのところにいる方が楽しそうでしたね。
 オスカーは同級生にいじめられていましたが、トレーニングを始めるなどエリと出会ったことで変わろうとしていました。反撃もできましたしね、いじめられっ子っていざ反撃されると弱いものです。
 恐怖と感動の衝撃シーン、なんと芸術的なんでしょう〜@@そしてラスト、二人の未来を考えることなく、目の前の二人の姿を温かく受け止めたいと思いました。