ジェレマイア・チェチック監督作品
 幼い頃に両親を亡くして以来、神経を病んでしまった妹ジューン(メアリー・スチュアート・マスターソン)、妹のお守りに、全神経を捧げてきた兄ベニー(アイダン・クイン)。ひょんな事から兄弟の家に居候する事になった風変わりな青年サム(ジョニー)はジューンの心を開かせる。変わり者同士の二人は自然に結ばれるが、ひと波乱が持ち上がる。

 ジョニー出演作のなかで私が一番好きな映画です。ちょっと変わってるジューンとサム、二人の恋愛がすごく可愛い。木の上に上ってる、喫茶店での一人芝居、公園でのパントマイム、そんなサムを見てるとなんか自然に暖か〜い笑顔になってる。そしてジューンがいる病室の窓から、サムが窓拭きの綱につかまって会いに来る場面は最高にロマンティックです。も〜サム最高!あったかくて、せつなくて、ちょっと可笑しくて、とってもロマンティックな映画です。今日はタピオカを食べてフランスパンにフォークを二本突き刺す、これで決まりだね。